世界一の砂時計で知られる仁摩サンドミュージアム(大田市仁摩町天河内)の正面入り口前に15日、同施設を描いたマンホールがお目見えした。直径60センチで、青空と白い雲を背景にピラミッド形の建物がそびえ立ち、爽やかな印象を与えるデザインとなっている。
島根、山口両県と両県11市町、国土交通省などで構成する「山陰道沿線活性化協議会」が沿線の新たな観光素材をつくる一環で企画。
元漫画家アシスタントの経歴を持つ大田商工会議所総務課の吉田慎矢さん(35)が依頼を受け、仕上げた。
15日はお披露目式があり、行政関係者や地元保育園児ら約60人が出席。施設を運営するシルバーランド振興事業団の原勝正理事長は、大田市内を含む山陰道延伸の動きに触れ「今後はより遠方からの入り込みが期待できる。記念撮影などを楽しんでもらいたい」と話した。(錦織拓郎)