島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県は8日、それぞれ127人、120人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。いずれも7日の確認分。島根県内では3件のクラスター(感染者集団)が確認された。

 島根県の居住地別は出雲52人、松江43人、益田8人、安来5人、雲南と飯南が各4人、浜田3人、江津2人、大田と美郷、津和野、隠岐の島が各1人、県外が2人だった。

 クラスターは、松江市内の保育施設の5人と出雲市内の学校の部活動関係者9人のほか、益田保健所管内の学校の部活動関係者6人の感染が確認された。

 鳥取県の保健所別の内訳は、鳥取市と米子が各53人、倉吉14人だった。

 鳥取県内では8日に80代の陽性者1人が、別の疾患が死因で亡くなった。同県の新型コロナの死者数は、別の疾患によるものを含め計15人になった。

 7日確認分までの累計の感染者数は島根1万4593人、鳥取1万2895人。8日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)8・9%、鳥取(350床)13・7%。宿泊療養は島根24人、鳥取98人。自宅療養が島根690人、鳥取381人。重症者は島根1人、鳥取はいない。