【浜田】今福小学校(浜田市金城町今福)の全校児童41人が9日、学校近くの水田で田植えに挑戦し、地域住民と一緒にもち米のヒメノモチの苗を丁寧に植えた。
田植えは同校と校区内の今福、久佐、美又の三つのまちづくりセンターで取り組む。子どもたちに昔ながらの田植えを知ってもらおうと、2005年から実施する。
近くに住む金口重生さん(77)所有の水田約2アールを借り、児童は横一列に並び、経験者の高学年が下の学年に教えながら苗を植えた。1年生の繁尾珠理さん(6)は「みんなと一緒にできて楽しかった」と笑顔を見せた。
今後は、9月に収穫し、来年2月には住民と餅つきをする予定。5年生の井上凌杜(りょうと)君(10)は「おいしいお米になってほしい。早く食べたい」と話した。
(青山和佳乃)













