軒先に飾られたこいのぼり=鳥取県若桜町若桜
軒先に飾られたこいのぼり=鳥取県若桜町若桜

 【若桜】鳥取県若桜町若桜の商店や民家の軒先で、こいのぼりが泳いでいる。「恋こいロード大作戦」と銘打つ催しで、若桜鉄道若桜駅前の通りに3~7メートルの80匹が風に揺られている。22日まで。

 清流が流れる豪雪地帯の同町ではかつて、多くの家庭が冬の貴重な食料としてコイを飼育したとされる。詩人・野口雨情が作詞した若桜小唄には「泥にゃ棲(す)まないソレ若桜の鯉(こい)は」とうたわれ、同町とコイはゆかりが深い。町内には縁結びの御利益があるとされる若桜弁財天もあり、「コイ」、「恋」、「来い」をかけて町歩きしてもらおうと町観光協会が初めて企画した。

 こいのぼりは、若桜駅から近くの県道沿いのメインストリート「仮屋通り」にかけて約700メートルの範囲で飾られている。青や赤など色とりどりで写真に映える。同協会の盛本貴之事務局次長は「歴史的な町並みとこいのぼりを町内外の人に楽しんでほしい」と話した。 (岸本久瑠人)