山陰中央新報を使った「大人の新聞教室」が15日、雲南市木次町木次の三新塔交流センターであり、地元住民23人が新聞の読み方や活用法を学んだ。
山陰中央新報しんぶん学聞館の担当者が効率的な新聞の読み方について説明し、作文や家族との会話にも応用できる新聞記事の書き方などを紹介した。
参加者は、抜き取った1枚の新聞紙を小さく折り畳んだり、リンゴの皮むきのように細長く破ったりする認知症予防の活動も体験。会場には新聞をビリビリと破る音と笑い声が響いた。
参加した出雲(しゅっと)孝悦(こうえつ)さん(84)は「長年愛読している新聞の価値を改めて感じた」と話した。
教室は、地域自主組織・三新塔あきば協議会の男性サロン「げんきかい」が開いた。 (山本泰平)
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大人の新聞教室は無料。問い合わせは編集局読者室、電話0852(32)3414(平日のみ)。













