内視鏡検査の際、特定の波長の光を当てて胃がんを赤く光らせる光線力学的内視鏡イメージング(PEI)に鳥取大医学部付属病院(米子市西町)が成功した。鳥大病院によると、同検査法による胃がんの明瞭な検出は世界的にも例がないという。早期発見が難しいとされる胃がんが医師の経験の多寡を問わず診断できる特性があり、鳥大病院は研究をさらに重ね、実用化を目指す。
      (坂本彩子)

 PEIは内視鏡検査法の一種で、すでに膀胱がんや脳腫瘍で臨床的に実用化されている。患者が検査前にアミノ酸「5ーアミノレブリン酸」を摂取すると体内で光感受性物質「プロトポルフィリン」に変化し、青紫色の光を照射すると、赤色に蛍光する。この物質はがんに集積する性質があるため、内視鏡医は客観的に診断ができるようになる。

 鳥大病院は、...