「西浜いも」の苗を植える若手組合員=出雲市湖陵町差海、西浜いも観光いもほり農園
「西浜いも」の苗を植える若手組合員=出雲市湖陵町差海、西浜いも観光いもほり農園

 出雲市湖陵町で、サツマイモの地域銘柄品「西浜いも」の苗の定植作業が進む。強い甘みが消費者に支持され、生産者の担い手育成も進む。9月に収穫期を迎え、地元スーパーなどで販売される。

 農家25軒でつくる湖陵町かんしょ生産組合(小原英二組合長)は「べにはるか」「紅あずま」の2品種を栽培。今年の作付面積は昨年比50アール増の10・5ヘクタール、収穫量は5トン増の45トンを見込む。

 このほど、同町差海の「西浜いも観光いもほり農園」で組合員約20人が、30センチほどに育った2品種の苗約3300本を畝に沿って手植えした。10月に来園者を迎える予定で、最年少組合員の三原雅智さん(25)は「地域で受け継がれた栽培技術を守り、農業を未来につなげていきたい」と話した。

 収穫期は11月ごろまでで、宅配で全国へ発送するほか、焼酎や菓子などに加工される。

  (佐野翔一)