地域おこし隊員(左)の指導で種まきを体験する子どもたち=境港市中野町
地域おこし隊員(左)の指導で種まきを体験する子どもたち=境港市中野町

 境港市がブランド化を目指す「伯州綿」の種まきが21日、同市中野町の畑で始まった。生まれた年に市から伯州綿製おくるみを贈られた市内の子どもと保護者が、順調に育つよう願いながら植え付けを体験した。

 2011年度に始まったおくるみ贈呈に合わせた種まき企画に、今年は0~6歳児と保護者計10人が参加。伯州綿の栽培やPRに取り組む地域おこし協力隊員の手ほどきで、約30センチ間隔に種を3~5粒ずつまいた。同市立あがりみち保育園の江尻理沙ちゃん(3)は「楽しかった」と笑顔を見せ、秋の収穫を楽しみにした。

 伯州綿は江戸時代から鳥取県の弓ケ浜半島で栽培され、弾力性や保温性に優れているのが特徴。時代と共に衰退したものの、境港市や生産者らが再興に力を入れている。今年の作付面積は約1・2ヘクタールで、目標収穫量は500キロ以上(昨年実績266キロ)。種まきは5月下旬まで続く。
  (松本稔史)