「モルック」を楽しむ子どもたち=島根県川本町川下、ふれあい公園笹遊里
「モルック」を楽しむ子どもたち=島根県川本町川下、ふれあい公園笹遊里

 屋外での時間を楽しむ「かわもとアウトドアイベント」が22日、島根県川本町川下のふれあい公園笹遊里(ささゆり)であった。初夏の日差しが注ぐ芝生の広場で、家族連れらが町内外のグルメや雑貨を集めたマルシェやニュースポーツを楽しんだ。

 町内をはじめ美郷、邑南両町や松江市、山口両市などから20事業者が出店。町特産エゴマの搾りかすを食べさせたカモ肉入りのカレーや自家製酵母パン、手づくりアクセサリーなどを販売した。

 フィンランド発祥のニュースポーツ「モルック」の体験コーナーもあり、子どもたちは倒したピンの本数や点数が合計30点になるよう、2・5メートル離れた場所から木製の棒を投てき。ピンの倒れ具合に一喜一憂しながら心地よい汗を流した。

 家族3人で訪れた大田市久手町、会社員武田敏哉さん(40)は「子どもを自然の中で思い切り遊ばせられてよかった」と話した。

 イベントは川本町観光協会がふれあい公園の利用促進を目的に初めて開いた。
       (佐伯学)