新聞記事を読んで見出しを考える生徒=松江市鹿島町名分、鹿島中学校
新聞記事を読んで見出しを考える生徒=松江市鹿島町名分、鹿島中学校

 1年生51人が2日、新聞や新聞作りの基礎を山陰中央新報社の清水由紀子NIE担当から学んだ。

 総合的な学習の時間に町について調べ、新聞にまとめる計画。新聞を読み慣れていない生徒が多く、最初に当日の本紙をめくり、社会の出来事を記録する役割、見出しやレイアウトなどの工夫を理解した。

 清水担当は、取材の基本や記事にする材料の見つけ方、リード(第1段落)と本文(第2段落以降)からなる「逆三角形」の記事など新聞作りの基本を解説。「調べたことのうち、人に伝えたいこと、自分の心が動いたことを新聞にして残そう」と助言した。

 浅野愛来(あいら)さん(12) 最初に結論を書くと、時間がない時でも何があったか分かるのでいいと思った。習ったことを生かして自分らしい新聞を作りたい。

 高井眞南斗(まなと)さん(13) 新聞は週3回くらい気になる記事を読んでいたが、読み方を習ったので他の面も目を通してみたい。