ゴールが外れると脱落となるシュート対決を楽しむ選手たち=松江市学園南1丁目、松江市総合体育館
ゴールが外れると脱落となるシュート対決を楽しむ選手たち=松江市学園南1丁目、松江市総合体育館

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックが4日、松江市総合体育館(松江市学園南1丁目)でファン感謝祭を開いた。選手のトークショーや2チームに分かれてのスペシャルマッチがあり、訪れたファン約2千人を沸かせた。選手とファンが西地区2位、チャンピオンシップ(CS)準決勝進出と躍進したシーズンの喜びを分かち合った。

 主将の安藤誓哉選手、金丸晃輔選手、白濱僚祐選手、ウィリアムス・ニカ選手など8人、スタッフ8人が登場。トークショーでは「普段どんな音楽を聞いているか」「バスケ選手にならなかったら何の仕事をしていたか」などファンの質問に答えた。

 「無人島に連れていくなら」の質問に阿部諒選手は「金丸選手。釣りが好きだから魚を釣ってもらい、自分が料理をする」と答え、爆笑を誘った。

 スペシャルマッチと称したコーナーでは、16人が2チームに分かれ対戦。目隠しをした状態でのシュート、利き手と反対の手でシュートなど日頃の厳しいプレーとは違った面白さで対決し、会場を盛り上げた。

 松江市内の会社員、永田愛さん(43)は「和気あいあいとした様子を見て、選手たちの仲の良さも強さの理由の一つなのかなと感じた」と話した。

  (宍道香穂)