「山陰広告賞2022」の表彰式が6日、松江市千鳥町のホテル一畑であり、グランプリに輝いた「ミニドラマ『しまねがドラマになるなんて!』」をはじめ各部門金賞や新人賞など19点が表彰された。
山陰広告賞は、山陰両県90社でつくる山陰広告協会(会長・松尾倫男山陰中央新報社社長)が、地域の広告文化向上と産業振興を目的に毎年開く。幅広い評価軸を設けて新たな価値に光を当てようと、今大会から部門を細分化するとともに、地方創生、写真、新人の3賞を新設。昨年より41点多い計203点の応募があった。
式には広告主やクリエーターら54人が出席。松尾会長が「制作への意欲を感じる作品が集まった。山陰のクリエーターの実力は全国と比べても遜色ないと思っている」とあいさつした。
グランプリ作品のミニドラマは広告主が島根県、制作社は山陰中央テレビジョン放送、山陰中央新報社、読売広告社、太陽企画。
賞状と記念品を受け取った島根県の後藤健広聴広報課長は「オール島根で取り組んだ作品。これからも人の心に『刺さって染みる』広告を打ち出したい」と述べた。 (今井菜月)