島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が13日、6人、30人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。島根で感染者が一桁台となるのは159日ぶり。新規感染者は両県とも12日確認分。11日確認分は島根12人、鳥取41人だった。

 島根県の居住地別の内訳は松江市と江津市各2人、出雲市1人、雲南市1人。11日確認分は松江市5人、江津市3人、益田市、大田市、邑南町、津和野町各1人。

 江津市立中学校1校の関係者1人が感染したため、13日を休校とした。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市19人、倉吉7人、米子4人。11日確認分は鳥取市28人、米子7人、倉吉6人。

 鳥取赤十字病院で職員1人の感染が確認されたが、院内に濃厚接触者はおらず、通常診療している。関係者の感染を受け、鳥取市の白兎養護学校で学級閉鎖した。

 累計感染者数は島根1万7421人、鳥取1万5672人。13日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)6・5%、鳥取(350床)8・6%。宿泊療養は島根12人、鳥取37人、自宅療養は島根256人、鳥取283人。重症者は両県ともいない。
 (清山遼太、藤井俊行)