島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が15日、19人、29人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者は両県とも14日確認分。鳥取市内でのイベントに関わる準備活動でクラスター(感染者集団)が発生した。

 島根県の居住地別の内訳は松江市7人、出雲市5人、江津市3人、安来市2人、益田市と津和野町各1人。

 松江市では、市立学校1校で関係者1人が感染し、16日まで一部休校とした。
鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市19人、米子7人、倉吉3人。いずれも14日確認分。

 鳥取市のクラスターは10、11の両日に関係者6人の感染を確認。活動は11日以降行っていない。県内のクラスターは累計161件となった。

 県庁本庁舎の職員1人の感染が確認されたが、業務に支障はない。

 累計感染者数は島根1万7470人、鳥取1万5722人。15日午前0時時点の確保病床使用率は島根(371床)3・2%、鳥取(350床)7・4%。宿泊療養は島根9人、鳥取32人、自宅療養は島根196人、鳥取246人。重症者は両県ともいない。
 (清山遼太、藤井俊行)