島根県庁
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 島根県が17日、新型コロナウイルス感染の主流となっている変異株「オミクロン株」の新系統「BA・2・12・1」を県内で初めて確認したと発表した。現時点で、広がる可能性は低いとみている。

 BA・2・12・1の患者は今月中旬に感染を確認し、現在は療養中。海外渡航歴や県外移動歴はなかった。

 BA・2・12・1は現在拡大しているオミクロン株の亜種「BA・2」の派生型。米国での拡大が目立ち、BA・2よりも感染力が強いとされるが、詳細は分かっていない。中国5県の公表は山口県に次いで2例目。
     (佐々木一全)