政府の地震調査委員会が3月、日向灘や南西諸島でマグニチュード(M)8の巨大地震が起き得るとする長期評価を公表した。九州以西でM8クラスが想定されるのは初めて。ただし通常公表される発生確率は示さなかった。データ不足で過去の発生頻度が不明というのが理由だ。予測の難しさに加え、情報が限られる中で社会にどうメッセージ...