新聞をめくり内容を確かめる参加者=浜田市国分町、国府まちづくりセンター
新聞をめくり内容を確かめる参加者=浜田市国分町、国府まちづくりセンター

 新聞を暮らしに役立ててもらう「大人の新聞教室」が1日、浜田市国分町の国府まちづくりセンターであり、20人が記事を楽しく読むこつを学んだ。

 山陰中央新報社西部本社(浜田市竹迫町)の板垣敏郎報道本部長が講師を務めた。一つの記事は書き出しが重要で、後の段落になるに従い内容の優先順位が下がると説明。紙面全体の記事量が多すぎる場合などに調整のため、後段から削除するためで「一種の約束事」と解説した。

 その上で、重要度が下がるとはいえ、書き手としては記事一本を終わりまで読んでほしいと強調。「どかんと始めて気合で締めるイメージで書く」と話した。

 参加した浜田市久代町の山崎重子さん(75)は「リポートや読書感想文を書く機会がある。新聞の考え方を参考に、いいものに仕上げたい」と語った。

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 大人の新聞教室の問い合わせは編集局読者室、電話0852(32)3414へ(平日のみ)。メールdokusha@sanin-chuo.co.jp