大学進学を目指す高校生にとって「勝負の2学期」が始まりました。今回のデータismでは、島根県内の県立高校全39校の過去5年分の大学合格実績をまとめました。

 各校からどんな大学に進学しているのか、難関大への合格者数どのように変化しているかをまとめています。中学生にとっては高校選び、現役高校生にとっては大学選びの参考となる簡易「データベース」としてご活用ください。

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 データは、情報公開請求の結果や、県立高校が年度ごとにまとめている「学校要覧」への掲載情報などを基に取りまとめました。学校によって集計方法が異なり、既卒者を含んでいる場合があります。併願を含む人数のため、同じ生徒が複数の大学に合格した場合は、各大学の合格者としてカウントされています。

 各大学への合格者に加えて、進学先エリアや難関大と呼ばれる大学への合格実績も割り出しました。これから東部、中部、西部、隠岐などエリアごとや特定の学校、進学校の比較など、複数回に分けて紹介していきます。

 難関大は、国立の場合は旧7帝大(北海道大、東北大、東京大、名古屋大、京都大、大阪大、九州大)に一橋大、東京工大、神戸大を加えた10大学と定義しました。私立の場合は「早慶上理」「MARCH」「関関同立」の13大学としています。

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 初回は県東部の松江、安来両市内にある4校(安来、情報科学、松江北、松江南)をそれぞれ見てみます。

※チャート表では各校の年度ごとの合格者数と5年分の合計を確認できます。下の◀▶ボタンを押すと、10校ずつのデータが表示されます。...
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