島根県教育委員会が、2025年度の公立高校一般入試の出願状況(志願変更前)を公表した。少子化で生徒減が進む中、減少率に比例して定員を削減していないため、全日制の競争率は前年度と同じ過去最低タイの0・83倍で、21年連続で1・0倍を切っている。今回は松江市内の普通高校3校(松江北、松江南、松江東)の競争率の推移を分析する。

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 2025年度は、中学校長の推薦が不要となる自己推薦型「総合入学者選抜」などで既に1826人が合格内定している。今回は内定者を除いた一般入試の倍率を追う。

 松江北、松江南、松江東の3校のうち、志願変更前の段階で最も倍率が高いのは...