10日投開票の参院選は自民、公明両党が改選過半数63を上回る76議席を獲得し、勝利した。各種データと有識者の分析から選挙結果を検証すると、立憲民主党など野党は自民の批判票の受け皿にはなり得ず、与党はウクライナ情勢や物価高で現実的な対応をアピール。慎重な政権運営が現状維持を望む有権者の消極的支持につながった側面が見て取れる。...