タレをつけたウナギを次々と焼く従業員=松江市学園2丁目、うなぎ圓松江学園通り店
タレをつけたウナギを次々と焼く従業員=松江市学園2丁目、うなぎ圓松江学園通り店

 土用の丑(うし)の日(23日)を前に、定番のウナギ料理を扱う松江市内の飲食店は22日、予約や注文が相次いだ。蒸し上げてから焼く「関東風」を提供する、うなぎ圓(えん)松江学園通り店(松江市学園2丁目)では2日間分の計約500匹を用意。従業員が早朝から仕込んだ身に秘伝のタレをつけて炭火にかけると、香ばしい匂いが店内に広がった。

 関東風は蒸すことで余分な脂が落ち、軟らかく仕上がるのが特長。関西風に比べ、さっぱりした味わいがあるといい、芝田季穂店長(26)は「栄養たっぷりのウナギを食べて暑さとコロナ禍を乗り切ってほしい」と話した。
      (佐貫公哉)