【日野】鳥取県日野町下黒坂の町営「鵜の池公園キャンプ場」が24日、リニューアルオープンした。新設された車寄せサイト(10基)には早速、県内外の愛好家が訪れ、湖畔でのバーベキューを楽しんだ=写真。
キャンプ場の広さは約5千平方メートルで、標高400メートルにある鵜の池(周囲2・3キロ)の一角に面する。町が約1400万円を投じて水道設備やトイレの改修、シャワー室も設置し、来場者の快適性を高めた。
絶好のキャンプ日和となったこの日、松江市から友人らと訪れた教員、前島秀さん(28)は「水辺にある絶好のロケーションで気持ちがいい。夜の星空も楽しみ」と笑顔を見せた。
町から運営を委託されたスマイルキューブ(米子市西福原3丁目)によると、大型連休中はキャンセル待ちが出るほどの予約状況。煮炊き用のまきは町有林の間伐材を活用するほか、県内食肉店と連携した希少部位肉の提供も計画している。都築法明社長(51)は「地域資源を存分に使って外貨を稼ぐことのできる、持続可能なキャンプ場にしたい」と話した。
料金は1泊3300円(リサイクル料込み)からで、インターネットや電話で予約を受け付ける。
(田淵浩平)