島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が14日、それぞれ528人、729人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。13日確認分。島根で1人、鳥取で2人の感染者が亡くなり、累計の死者数は島根60人、鳥取36人となった。両県計6件(島根、鳥取各3件)のクラスター(感染者集団)が発生した。

 島根県の居住地別の内訳は、松江市103人、出雲市95人、浜田市42人、雲南市41人、江津市28人、安来市27人、益田市21人、大田市19人、奥出雲町15人、隠岐の島町9人、邑南町8人、吉賀町7人、海士町5人、美郷町4人、飯南町3人、西ノ島町2人、県外23人。ほかに調査中76人。

 クラスターの個別の感染者数は、松江市内の高齢者福祉施設6人、県央保健所管内(大田市、邑智郡)の児童福祉施設7人、出雲保健所管内の高齢者福祉施設10人。発生は累計493件となった。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は、鳥取市287人、米子343人、倉吉99人。クラスターは鳥取市内の高齢者福祉施設で11人、西伯郡の社会福祉施設で12人、米子市立あがた保育園で11人が感染。累計320件となった。

 関係者の感染を受け、同保育園は一部休園。県立倉吉総合産業高校は一部学級閉鎖。県立厚生病院は一部病棟の新規入院患者の受け入れ休止を継続する。

 公表済みの感染者の取り下げが島根で1人、鳥取で2人あり、累計感染者数は島根5万4311人、鳥取3万9325人。14日午前0時時点の確保病床使用率が島根(371床)は33・7%、鳥取(350床)は46・0%。宿泊療養は島根34人、鳥取125人、自宅療養は島根6559人、鳥取6088人。重症者が鳥取で1人いる。