取り組みを発表する学生
取り組みを発表する学生

 学生目線で島根の情報発信に取り組む「県SNS観光PR大使プロジェクト」に任命された県立大松江キャンパスの学生が9日、松江市浜乃木7丁目の同大で発表会を行った。県内観光地や文化を取材し、情報発信に取り組む中で地元の魅力を再確認できたとした。

 同プロジェクトは県観光振興課と同大が2019年度から実施。20年度は、同大人間文化学部、短期大学部の3グループ12人が参加し10~12月に県内の観光地を取材。21年2月から県のインスタグラムとフェイスブックで学生の記事と写真を複数投稿し、既に2万人が見た投稿もあるという。

 この日は岸本強副学長や教員、県の担当者を前に発表。奥出雲町や出雲市、大田市の「映えスポット」やグルメを取材したグループは、同世代を対象に短く分かりやすい文章を意識したと説明。松江市島根町の民俗文化や郷土食を取材したグループは、地元の人も知らない隠れた魅力を知ってもらえるように意識したとした。

 「周(しゅう)〝湯(ゆ)〟プロジェクト」と銘打ち、大田市の三瓶温泉などを取材した人間文化学部3年の中村祐希さん(22)は、温泉と自然や食事、文化を絡めた楽しみ方を自身の体験を踏まえてPRしたと説明。新型コロナウイルス禍で外出が減る中、「実際に見て味わうことでこれまで知らなかった新たな発見ができた」と振り返った。 (糸賀淳也)