川本小学校体育館に設置されたスポットエアコン
川本小学校体育館に設置されたスポットエアコン

 江の川水害をはじめとした災害で住民の避難所になる川本町立川本小学校(川本町川本)と町立川本中学校(同町川下)の両体育館に、町が強い冷風が吹き出るスポットエアコンを導入した。出水期は気温が上昇し、湿度も高くなるため、環境を改善するのが狙い。

 エアコンは両体育館に各4基設置した。約3メートルの高さに据え付け、冷風は約50メートル先まで届く。風向は調整可能で、人がいる空間を効率的に冷やせる。事業費約1400万円は国の交付金を充てた。

 町教育委員会教育課の尾崎貴道課長補佐は「不安を抱えながら避難した町民が安心して過ごせるような施設にしたい」と話した。

 2020年7月の江の川氾濫や18年7月の西日本豪雨では、町民が川本小体育館に避難した。 (佐伯学)