島根県企業局が若者への情報発信を強化しようと、山陰を拠点に活動するご当地アイドル「Flood Lyrics(フラッド・リリックス)」を起用したPR動画を作成し、特設サイトで公開した。電気事業など県民生活を支える同局の地道な業務を、歌やダンスを交えながら親しみやすく伝える。
電気事業に焦点を当てた第1弾の動画では、風力発電所の点検の様子や各種発電事業の取り組みを約1分で紹介。局員の要望を基に「距離を越えて繋がる道を」「時間がかかってもいい力になってみせるよ」といった歌詞を盛り込んだイメージソング「誰かのヒーロー」も流れる。
県庁であった記者発表では、フラッド・リリックスの2人がワンフレーズを振り付きで披露。メンバーのUlt(うると)さんは「いろいろな人の努力があり電気を使えていることを知ってもらいたい」と話し、Zom(ぞん)さんは「若い人たちに企業局の活動をPRしたい」と意気込んだ。
本年度中に水道事業、宅地造成・工業用水事業、森づくり事業の動画も公開する。特設サイトは、https://sns.eb-shimane.jp
(白築昂)