2日のペロシ米下院議長の台湾訪問は、北東アジア情勢を一気に危険水位まで高めてしまった。日本政府の発表によると、中国は4日に台湾周辺の海域に弾道ミサイル11発を打ち込み、5発が日本の排他的経済水域(EEZ)に着弾した。

 日本政府の抗議に対し、中国の華春瑩報道官は「中日は関係海域でいまだ境界線を確定しておらず、中国は日本のEEZの主張を受け入れない」と反論した。

 さらに『環球時報』を転載した5日付『綱易』(電子版)では...