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 宮城代表・仙台育英の東北勢初優勝で幕を閉じた全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)。山陰勢は、島根代表の浜田が準優勝の下関国際(山口)に3回戦で、鳥取商は仙台育英に2回戦で敗れたものの、決勝進出校相手に持てる力を発揮した。

 大会では2校以外の〝山陰勢〟も注目を集めた。15年ぶり6度目の出場を果たした千葉代表・市船橋の投打の中心選手、森本哲星投手と哲太中堅手(共に3年)は鳥取県南部町出身。双子の兄弟で、南部中時代は兄の哲太選手が捕手を務め、バッテリーで全国大会にも出場した。

 中学卒業時に家族で千葉へ引っ越し、「兄弟で甲子園に行く」と公立の強豪校・市船橋に進学。最後の夏に夢をかなえた。

 1回戦では興南(沖縄)に5点のリードを許したが、プロ注目の左腕・哲星選手が...