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この1週間、朝からテレビにくぎ付けの人も多いだろう。米オレゴン州ユージンで開かれている陸上の世界選手権。日本勢の活躍に勇気と元気をもらう中で、いくつか「島根」を見つけた。
大会前半のハイライトは16日(日本時間17日)の男子100㍍。サニブラウン・ハキーム選手が世界陸上の日本勢では初の準決勝突破を成し遂げ、決勝で7位入賞を飾った。
花形種目での決勝進出は、1932年ロサンゼルス五輪6位の吉岡隆徳(1909~84年)=出雲市湖陵町出身=以来、実に90年ぶり。腰に故障を抱え、昨年の東京五輪で100㍍の代表入りを逃した23歳が雪辱を果たし、「暁の超特急」の異名を持つ島根の偉人にスポットライトを当ててくれた。
サニブラウン選手の快挙に...