雨天の日や災害避難時に子どもがのびのびと遊べるキッズルームが、益田市乙吉町の市民体育館に完成した。3日、お披露目会があり、親子連れが木製の遊具などを体験した。
バスケットゴール1台があるのみだったトレーニングルーム(約90平方メートル)を、市が約650万円かけて改装した。市民体育館は災害時の指定避難所であるため、滞在中も体を動かし楽しめるようにした。
バランス感覚を養う木製の遊具、ままごと用のキッチンや絵本のほか、さまざまな形のパイプを壁に取り付けたクライミングスペースがある。
家族で来場した同市上黒谷町の会社員渡辺祐司さん(36)は「雨の日はゲームやテレビを見ることが多いので、家以外に体を動かして遊べる場所があるのは良い」と喜び、娘で小学3年の唯夏さん(9)は「高いところに登れて楽しかった」と話した。
午前9時から午後10時まで使用可能で、子ども1人につき2時間で150円。4日までは無料。
(藤本ちあき)













