板持浩二さんが売り出した「百年樹 長樹まちがい梨」=安来市中海町、道の駅あらエッサ
板持浩二さんが売り出した「百年樹 長樹まちがい梨」=安来市中海町、道の駅あらエッサ

 敬老の日(19日)に合わせた縁起物として、樹齢112年の木から取れた二十世紀梨の販売が14日、安来市中海町の道の駅あらエッサで始まった。食用のイカスミ色素で書かれた「百年樹 長樹まちがい梨」の文字と、梨の木の意匠入り。梨農家の板持浩二さん(59)=安来市久白町=は「食べて長生きしてもらいたい」と呼びかける。

 道の駅で並べられているのは板持さんの梨園(70アール)にある、明治末期の1910年に曽祖父の手で植えられた二十世紀梨の木3本になった実で、2013年から毎年販売。80年程度で樹勢が衰える木が多いが、3本は、今でも500~千個の収穫があるという。

 文字、意匠のないものと合わせたLサイズ2個セットを千円で販売。50セット限定で、19日まで扱う(なくなり次第終了)。問い合わせは板持さん、電話090(2290)4841。

  (桝井映志)