健康づくりの機運を高めようと、協会けんぽ島根支部によるイベント「いきいきチャレンジウオーク」が、松江、出雲、浜田、益田の島根県内4市で開かれている。スマートフォンを活用し、自由な時間にウオークラリー形式で楽しむ。10月16日まで。
島根支部の2020年度の医療費分析によると、1日30分以上の運動習慣がない県民の割合は男性が76・8%、女性が87・7%で、それぞれ全国14番目、3番目に多い。
ウオークは16年度から続き、22年度は松江市の松江城周辺(2・5キロ)▽出雲市の出雲大社周辺(4・5キロ)▽浜田市の石見海浜公園(4キロ)▽益田市の万葉公園(同)-など6コースを設定した。
参加者は支部ホームページにある専用ページから参加登録した上で各コースのスポットに向かい、到着するとスマホ上でスタンプが取得できる。スタンプを集めると、スマートウオッチなどの特典に応募できる。
23日に家族4人で松江城周辺コースを歩いた島根支部職員の中沢邦亮さん(40)は「新型コロナの感染拡大で出かけにくい中、運動のきっかけになる」と参加を呼びかけた。(勝部浩文)