【出雲】出雲の夜のにぎわいをつくるイベント「出雲ナイトマルシェ」が24日夜、出雲市大社町杵築南の神門通りであった。勢溜から大鳥居まで520メートルの通りが130基の行灯(あんどん)で照らされ、住民や観光客らが普段とはひと味違う夜を楽しんだ。
市内の夜の新たな楽しみの創出や観光客の滞在時間の延長を目的にした、市と商工団体、出雲観光協会による企画の第1弾。
通りの商店でつくる「神門通りおもてなし協同組合」が協力し、通常午後4時ごろ閉まる店舗が、最長で同9時まで営業。市内の飲食店など12店舗がワイン、地ビール、海鮮たこ焼きなどを並べ、地元アーティストの演奏もあった。
家族3人で訪れた会社員安田弘道さん(32)=出雲市神門町=は「出雲がにぎやかになる。定期的に開催すると活気が生まれる」と喜んだ。
次回以降、10月1日は今市町の八雲公園周辺、同8日は斐川町併川の万九千神社周辺、同15日は平田町の一畑電車雲州平田駅周辺で、それぞれ午後3時から同9時まで開催。11月3日~10日は日没から午後9時まで駅北町のJR出雲市駅周辺をライトアップする。
(松本直也)