災害や火災時に地域で活動する消防団員が着用するヘルメットや救命胴衣などの装備が、山陰両県のすべての市町村で十分に整備されていないことが山陰中央新報社の取材で分かった。消防庁が告示で全団員分を整備するよう求めるが、ほとんどで予算不足や必要性を理由にすべてを配備できていない。国や市町村が「地域防災の中核」と位置付ける...