島根県高校春季野球大会最終日は3日、県立浜山球場で決勝と3位決定戦があった。決勝は立正大淞南が3―1で浜田を破り、旧校名の淞南学園時代を含め12年ぶり6度目の優勝を果たした。3位決定戦は矢上が大田を7―3で下した。
立正大淞南は中国地区大会(6月5~8日・米子市民球場)、浜田は立正大淞南と共に山陰大会(6月12、13日・松江市営野球場)に出場する。(黒沢悠太、原暁)
◇きのうの成績
○…県立浜山球場…○
▽3位決定戦
矢 上 7―3 大 田
▽決 勝
立正大淞南 3―1 浜 田
【評】立正大淞南が要所での堅守で接戦を制した。
主戦の持田は11安打を許し、再三得点圏に走者を背負った。しかし、持ち前の速球と気迫ある投球で最少失点に抑えた。2点リードした七回2死満塁のピンチでは、中堅の藤田が左中間のヒット性の当たりをダイビングキャッチするなど好守が光った。
打線は初回、谷川の左越の2点本塁打で先制。四回にも相手の失策に乗じて追加点を奪い、主導権を握った。
浜田は、好機で淡泊な打撃が目立ち、粘投する橋本を援護することができなかった。
▽決勝
立正大淞南
200100000|3
000000100|1
浜 田
(立)持田-谷川
(浜)橋本-勝部
▽本塁打 谷川(立)
▽二塁打 岡、勝部(浜)
▽暴投 橋本(浜)
▽試合時間 2時間9分