FC神楽しまねの選手やスタッフへの応援メッセージを集めた動画の一場面
FC神楽しまねの選手やスタッフへの応援メッセージを集めた動画の一場面

 運営会社が資金難に苦しむ日本フットボールリーグ(JFL)のFC神楽しまねを後押ししようと、サポーター有志が選手、スタッフへの応援メッセージを集めた動画を制作した。「一緒にシーズン最後まで戦っていきたい」「チームがある限り応援し続ける」などユーチューブやツイッターで公開した約6分の動画には、県内外のファンのチームに対する熱い思いが収められている。
        (原暁)

 動画制作を企画したのは3年前からチームを応援し、クラブのサポーターチーム「YELLOW JACKET(イエロージャケット)」の一員、城市優希さん(27)。チームが苦しい状況に置かれながら、寄付などできることが限られていることから「自分のできる範囲でチームのことを知ってもらいたい」と、仕事で培った映像編集の技術を生かせる動画制作を思い立った。

 動画はこちらから

 城市さんらイエロージャケットのメンバーが9月下旬と10月上旬にあったホーム戦とアウェー戦の試合会場でサポーターに協力を要請。チームに対する思いを語る姿を撮影した。協力したサポーターは男女50人ほどで、自分で撮影した動画やメッセージだけを寄せたサポーターもいた。

 メッセージは字幕付きで紹介。「素敵なクラブと出会ってから、いろんな喜びや悔しさ、そしてたくさんの感動を与えてもらっています」「(チームが苦しい状況の中)結果を出し続けているみなさんを心から尊敬します」など、サポーター自身の経験を織り交ぜながら、選手やスタッフにエールを送っている。

 城市さんは「動画を通して、どんな状況でも負けずに頑張っているクラブがあることを知ってほしい」と話し、動画を見た垣根拓也主将(31)は「応援してくれる人の生の声を聞けて、ありがたい」と感謝する。