初冠雪した国立公園・大山=鳥取県江府町、鍵掛峠
初冠雪した国立公園・大山=鳥取県江府町、鍵掛峠
初冠雪した大山(読者提供)
初冠雪した大山(読者提供)
初冠雪した大山(読者提供)
初冠雪した大山(読者提供)
初冠雪した国立公園・大山=鳥取県江府町、鍵掛峠
初冠雪した大山(読者提供)
初冠雪した大山(読者提供)

※アプリをご利用の方は写真をタップし、左にずらすと計3枚の写真をご覧になれます

 中国地方最高峰の国立公園・大山(1729メートル)で25日、今季の初冠雪が確認された。平年より8日早く、昨季より5日遅い。山麓が紅葉で色づく中、山肌が白く染まり、美しい秋の景色が広がった。

 前夜の急激な冷え込みで雪が降り、鳥取県大山町役場の大山支所が目視観測を始めた2008年以降、2番目に早い冠雪となった。

 頂上売店のスタッフで、25日朝に登頂した大山ガイドクラブの西山肇年(ただとし)さん(49)によると、午前9時の山頂の気温は零度。7・5合目付近から登山道に10センチほどの積雪があり、国の天然記念物ダイセンキャラボクも一気に雪化粧をしたという。

 山頂付近は日中、厚い雲に覆われ、中腹は雨が降り続いたが、日没が近づくにつれて晴れ間も広がった。

 大山ガイドクラブは、これから先の大山は朝晩の冷え込みが激しく、下界とは別世界になるとして、きちんとした冬山装備で登るよう呼びかけている。

 (井上誉文)