優勝候補の河南が2位と約3分差をつける会心のレースで3連覇を果たした。エースが実力通りの走りを見せたのに加え、控え選手が奮闘するなど、全国大会に向け収穫の多いレースになった。

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 4区までにトップに立ち、その後差を広げるレースプランを描いた河南。予定通り1、2区で2位につけると、3区の布野幹太郎は立ち上がりから積極的にスピードに乗って500メートル地点でトップに立つと、その後は一気に差を広げた。「後半の選手に楽をさせたかった」と2位に約50秒の差をつけた。

 けが人が出たため、...