第18回島根県わがまち新聞コンクールの審査会が29日、松江市殿町の山陰中央新報社であった。小中学生が身近な地域を取材してまとめた手作り新聞157点から入賞作品17点が選ばれた。最優秀賞は、小学校の部が松江市立中央小5年、孝忠(こうちゅう)遥真君の「つながれ!山陰道新聞」、中学生の部が島根大付属義務教育学校7年、片岡睦深さんの「ジオパーク新聞」に決まった。
コンクールは新聞作りを通して自分が暮らす地域や社会を知ってもらおうと、県NIE推進協議会が毎年開催。今年は7校が参加した。
協議会顧問の有馬毅一郎島根大名誉教授や会長の松浦和之・出雲市立西野小学校長、日本新聞協会NIEアドバイザーの教員ら計8人が、テーマ、取材の深さ、レイアウトの工夫などを見て審査。最優秀賞のほか、優秀賞に小中学校各2点、優良賞に小学校4点、中学校7点を選んだ。
11月に本紙特集面で最優秀、優秀賞の各作品と優良賞受賞者を紹介する。
優秀賞受賞者は次の皆さん。
【小学校】「意外と知らない?マンホールの世界」松江市立法吉小6年、鳥飼なのは▽「海調べしんぶん」松江市立大庭小4年、下川彩葉
【中学校】「木次町の自慢!!木次牛乳新聞」雲南市立木次中1年、陶山杏織▽「忍者新聞」島根大付属義務教育学校7年、横田芭奈