【日南】味覚の秋を楽しむ鳥取県日南町の「にちなん食のバザール」が30日、3年ぶりに同町霞の町総合文化センター屋外イベント広場であり、農産物や加工品、手作りの飲食物を買い求める約千人の来場者でにぎわった。
町内外の16団体・グループのテントがずらりと並び、特産のトマトを煮込んだ濃厚なハヤシライスやコウタケ入り大山おこわ、香り高い新そばなどを販売。和牛・ジビエ焼き肉は人気を呼び、長蛇の列ができた。市価より安い旬の野菜も飛ぶように売れた。
食べ比べを満喫した会社員の梅原規成さん(33)=米子市観音寺=は「どれもがおいしくて満足だ」と話し、めいの結月さん(6)は「とっても楽しい」と笑顔で応えた。
実行委員会(田辺真幸代表)が新型コロナ感染対策を呼びかけて開いた。
(山根行雄)