「&(アンド)ご縁の聖地」として松江、出雲、安来3市の観光ブランド化を目指す島根県観光連盟が3日、東京都千代田区の県アンテナショップ「日比谷しまね館」で初のPRイベント「神在月にgood(グッド)な、つながりを。」を始めた。縁結びで知られる八重垣神社(松江市佐草町)に奉納する絵馬を書いてもらうなどの趣向で、来館者に魅力を伝えた。
出雲大社「神迎神事」(3日)と「縁結びの日」(5日)に合わせ、6日まで4日間の日程で開催。「ご縁」「つながり」などを意味しブランドマークにも使われている「&」のロゴが入った額に願い事を書く絵馬のコーナーや、「出雲ぜんざい」の販売などがある。
会場は日本航空(JAL)「ふるさと応援隊」の客室乗務員2人が案内。来館者は絵馬に健康、受験、世界平和などさまざまな願いを書き、絵馬掛けに結んでいる。9日に八重垣神社に奉納される。
絵馬を書いた都内の会社員井上真由香さん(26)は「知人の紹介でイベントを知り、これもご縁だと感じた。島根は訪れたことがないので、ぜひ行ってみたい」と話した。
初日は松江市在住の路上詩人こーたさん(38)が書き下ろしメッセージをプレゼント。5日はふるさと応援隊が映像で出雲地域を紹介する。
(原田准吏)













