4日午後6時ごろ、松江市宍道町白石の市道に体長約1メートルのクマ1頭がいるのを、近くの事業所の従業員が見つけた。宍道総合公園のすぐそばで、市は11日まで野球場など園内の全施設を夜間のみ閉鎖する。

 市によると子グマとみられる。公園の向かいの山から市道の路肩に出てきたが、草取りをしていた従業員を見て、引き返したという。市と猟友会は5日、山を調査し、親グマとみられる足跡も見つかった。

 市内でのクマの目撃は、今年に入って初めてという。