「寒山詩集」の作品紹介をする同会代表松本千秋さん=松江市東朝日町、中国電力ふれあいホール
「寒山詩集」の作品紹介をする同会代表松本千秋さん=松江市東朝日町、中国電力ふれあいホール

 【松江】書の愛好団体「一青(いっせい)会」の書展が6日、松江市東朝日町の中国電力ふれあいホールで始まった。島根県内で活動する60~70歳代の会員7人の作品と、会員が師事した書家、故関本青爾(せいじ)さんの遺作合わせて約50点を9日まで展示している。入場無料。

 同会は関本さんが1975年につくった社中を元にしており、2005年に他界した関本さんの十七回忌に合わせ10年ぶりに書展を開催。直線と曲線が入り交じった、自由で大胆な筆遣いの遺作「巨福」などを並べて恩師をしのんでいる。

 会員作品のうち、代表で山陰中央新報文化センター講師を務める松本千秋さん(71)の「寒山詩集」は扇に漢詩を書いた作品。漢詩の内容にちなみ、川の流れを想像させる表装デザインが目を引く。

 松本さんは「先生の書に対する精神を受け継ぎ、遊び心を持ちながら書いている。それぞれの作品を楽しんでほしい」と話した。(金津理子)