葉梨康弘法相の死刑制度を巡る失言が、逆風下の岸田政権の新たな火種になった。岸田文雄首相が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)問題や外交で指導力を示そうとした矢先、自民党岸田派に所属する「身内」の失態に水を差され、負の連鎖に入り込んだ形だ。葉梨氏の弁解じみた謝罪には与党内からも厳...