島根県庁（左）と鳥取県庁
島根県と鳥取県が２１日、それぞれ２３３人、２１３人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。２０日確認分。クラスター（感染者集団）が島根で４件、鳥取で１件発生した。
【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移
島根県で診断した医療機関の所在地別の内訳は、出雲市８２人、松江市５１人、浜田市３７人、雲南市１７人、安来市１３人、江津市１２人、飯南町８人、大田市７人、邑南町５人、奥出雲町１人。
クラスターは松江市の高齢者福祉施設５人、安来市の児童福祉施設５人、雲南保健所管内の児童福祉施設７人、学校８人。県内の累計は７６２件。
関係者の感染確認に伴い２１日から当面、出雲市立小学校２校が学級閉鎖、１校が学年閉鎖、出雲市立幼稚園１園がクラス閉鎖。松江市立小学校１校は２１、２２の両日、学級閉鎖とした。安来市立小学校１校が２２日に休校する。
鳥取県の保健所管内別の内訳は鳥取市１１３人、倉吉７１人、米子２９人。クラスターは北栄町の大栄小学校８人で、県内累計５３５件となった。
大栄小は２１日から当面、学年閉鎖とした。鳥取市の保育施設は関係者の感染を受け、２１日に続き２２日も休園する。
累計感染者数は島根９万９６８８人、鳥取７万６２８８人。確保病床使用率は島根（３８７床）が２０・２％、鳥取（３５１床）は２４・８％。宿泊療養は島根１２人、鳥取３４人。重症者は島根２人で、鳥取はいない。
（青山和佳乃、藤井俊行）
