署名簿を提出した島根スサノオマジックの安藤誓哉選手(中央)=松江市学園南1丁目、くにびきメッセ
署名簿を提出した島根スサノオマジックの安藤誓哉選手(中央)=松江市学園南1丁目、くにびきメッセ

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックがこのほど、選手から集めた飲酒運転根絶を誓う署名簿を県警察本部に提出した。

 チームを代表して安藤誓哉選手(30)が、選手と関係者計35人分の署名簿を県警本部の荒薦章二交通部長に手渡した。

 安藤選手は「飲んだら乗らない、乗るなら飲まない、乗るなら飲ませないの『飲酒運転追放三ない運動』を実践する」と決意表明。荒薦部長は「年末年始は飲酒の機会が多い。島根県のチームが率先して安全運転活動を行うことは非常に効果がある」と話した。

 署名提出後に交通安全講習もあり、選手らが安全意識を高めた。

 県警によると、今年の県内の飲酒運転摘発件数(10月末現在)は96件で前年同期比11件増。

 (小引久実)