国民スポーツ大会と全国障害者スポーツ大会のロゴデザイン(島根県準備委員会提供)
国民スポーツ大会と全国障害者スポーツ大会のロゴデザイン(島根県準備委員会提供)

 島根県で2030年に開催予定の国民スポーツ大会(現・国民体育大会)と、全国障害者スポーツ大会の県準備委員会総会が16日、松江市学園南1丁目のくにびきメッセであり、大会の愛称とスローガンを基にしたロゴデザインが披露された。勾玉(まがたま)や銅剣、雲の図柄をあしらい、島根の神話のイメージを訴える。

 両大会の愛称「島根かみあり国スポ・全スポ」とスローガン「自分を超えろ、神話をつくれ」から構想しデザイン化した。

 各図柄は愛称の文字の上に載せ、文字の色は島根を連想させる3種類を配した。緑は歴史遺産の勾玉と銅剣、金はしめ縄や神々しさ、オレンジは湖や海に映る夕日や炎を表現。愛称とスローガンの両側にはマスコット・キャラクターのしまねっこが、炬火(きょか)をかざす姿で描かれる。

 ロゴ制作は、デザイン、グラフィックなどを手がける松陽印刷所(松江市学園南2丁目)が担当した。

 総会ではほかに全国障害者スポーツ大会の略称について、主催団体の日本パラスポーツ協会の通知を踏まえ、「障スポ」から「全スポ」にすることも決まった。

 (佐貫公哉)