雲南市三刀屋町三刀屋の三刀屋中学校の生徒が、地元産のネギや白菜が入ったオリジナルの「なべちゃんねぎセット」を考案し、18日、同市木次町里方のAコープきすき店で販売した。
地域に貢献するキャリア教育の一環で、3年生の岡田倖太朗さん(15)ら4人が、JAしまね雲南地区本部と共同して取り組んだ。長さ約80センチと大ぶりで甘みの強い白ネギ「うんなんなべちゃん葱(ねぎ)」をメインに、ニンジンや白菜、豆腐といった7品を盛り込み、限定50食(税込み千円)を販売した。
中学生は生産者にインタビューをしてネギの魅力を聞き、ポスターを作って活動を進めた。班長の岡田さんは「みんなで協力した。多くの方が買ってくださりうれしい」と喜んだ。購入した雲南市加茂町南加茂の保健師渡部初枝さん(51)は「頑張っている姿を見て購入した。今夜、使いたい」と話した。
(山本泰平)













