防衛費の水準を現行計画の1・5倍超とする歴史的な増額は、安定財源による裏付けが薄弱な見切り発車となる。特別会計の剰余金など税外収入をかき集めて当座をしのぐが、その裏で大量の国債発行が続く。岸田文雄首相...