島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根県と鳥取県が30日、それぞれ849人、1101人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。29日確認分。感染者の死亡が両県とも2人ずつあり、累計死者数は島根187人、鳥取159人となった。新たなクラスター(感染者集団)が両県とも2件発生した。

【グラフ】島根、鳥取両県の感染者数の推移

 島根県で、診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市287人、出雲市215人、浜田市63人、雲南市54人、益田市46人、大田市44人、江津市29人、安来市24人、邑南町21人、隠岐の島町14人、奥出雲町6人、飯南町5人、西ノ島町3人、吉賀町1人、ほかに医療機関で診察を受けず自主検査のみの「しまね陽性者登録センター」登録者が37人。

 クラスター2件は、いずれも浜田保健所管内の高齢者福祉施設で、それぞれ13人と7人が感染し、県内累計は937件となった。

 鳥取県の保健所管内別の内訳は、米子537人、鳥取市387人、倉吉177人。クラスター2件は、いずれも倉吉市内の保育所で、それぞれ8人と7人が感染し、県内累計は742件となった。

 累計感染者数は島根13万6338人、鳥取11万668人。病床使用率は島根(即応病床とコロナ患者が入院している一般病床の合計422床)が57・3%、鳥取(351床)が44・4%。宿泊療養は島根14人、鳥取24人。重症者は島根2人で、鳥取はいない。
      (勝部浩文)